読書メモ、再開。
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あかるい箱(江国香織)
あかるい箱
あかるい箱
posted with amazlet at 09.08.16
江國 香織 宇野 亜喜良
マガジンハウス
売り上げランキング: 457345
おすすめ度の平均: 4.0
4 イラストは好きだが・・・
4 ちょっと大人びた絵本
5 ゴールデンコンビです!
4 狂気へとつながるとしても
4 誰もが何かを待っている




リリコさんの部屋は、時間の流れが違っている。

手紙が来るのを待っている女の子、
子供が生まれるのを待っているおくさん、社会に認められるのを待っているお兄さん、
死ぬのを待っているおばあさん。
みんなリリコさんの部屋で暮らしている。
そこでは、みんな何かを待っているのだ。
そして、待っているものが訪れると、その空間はたちまち幕を閉ざし、見えなくなってしまう。



太宰治の斜陽で
「待つ。
ああ、人間の生活には、喜んだり怒ったり哀しんだり憎んだり、いろいろの感情があるけれども、
けれどもそれは人間の生活のほんの一パーセントを占めているだけの感情で、
あとの九十九パーセントは、
ただ待って暮らしているのではないでしょうか。」


という言葉があったの、思い出した。


「待つ」ってことは、ちょっと不安で、ちょっと楽しい。
待っている間に、ひとはいろいろなことを考える。
それはもうひとつの世界と言っていいのだろうと思った。


広がっていくようなイラストも、とってもステキでした。


おすすめ度
☆☆☆☆☆
まんてんー
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