読書メモ、再開。
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トロムソコラージュ(谷川俊太郎)
トロムソコラージュ(谷川俊太郎)


トロムソコラージュ
トロムソコラージュ
posted with amazlet at 09.07.18
谷川 俊太郎
新潮社
売り上げランキング: 27533



散文っぽい。
ちょっと哲学的すぎて、わたしには意味がわからない部分もありつつ。

収録の「臨死船」という話(?)は面白かった。
あの世行きの連絡船に乗るという話。
銀河鉄道の夜っぽい!


「自分ら死んでいるんでしょうか
なんだかカラダがすうすうするんです」



「カラダがなくなった後に残る自分ってなんだ
と三輪が言うと奥村が意識だと答え
庄司が脳がなくなれば意識もないだろうと言い、
鄭がいずれにしろ死ねば分かるさと言った」 (本文より)

死に対する意識に関して、
谷川俊太郎さんの他の詩集でも、垣間見ることができる。


たとえば「ゆうぐれ」と言う詩。




ゆうぐれ


ゆうがた うちへかえると
とぐちで おやじがしんでいた
めずらしいこともあるものだ とおもって
おやじをまたいで なかへはいった
だいどころで おふくろがしんでいた
ガスレンジのひが つけっぱなしだったから
ひをけして シチューのあじみをした
このちょうしでは あにきもしんでいるにちがいない
あんのじょう ふろばであにきがしんでいた
となりのこどもが うそなきをしている
そばやのバイクの ブレーキがきしむ
いつもとかわらぬ ゆうぐれである
あしたが なんのやくにもたたないような



(谷川俊太郎詩集 より)


そういえば、詩は死と同じ発音なのだった。
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