読書メモ、再開。
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モダンタイムス(伊坂幸太郎)
モダンタイムス (Morning NOVELS)
伊坂 幸太郎
講談社
売り上げランキング: 1077
おすすめ度の平均: 3.5
1 で?それが?
4 ☆☆☆☆☆ー☆=☆☆☆☆
3 まあ、魔王にオチが(一応)ついただけでも良しとしよう
3 「人間は大きな目的に生きているんじゃない」
4 回帰してほしい・・・




「実家に忘れてきました。何を? 勇気を。」
この冒頭は、「重力ピエロ」(「春が二階から落ちてきた」)
といい勝負だと思う。


「魔王」の続編だったんですね。
潤也くんがジジイ扱いー、みたいな(笑)。
でも「魔王」知らなくても読めるな。

近未来のお話で、うーん、今から100年ちょっとあとのお話というところでしょうか。
ジョンレノンとかCDとかが、「懐かしいね」扱いされております。

「昔は良かった、とかよく言うけど、昔も良くはねぇんだよ。
いつだって、現代ってのは良くなくて、だからな、
俺たちは自分の生きてるその時と向き合わないといけねぇんだ。
音楽も映画も、そのときの自分たちの時代と向き合うために作られたものなんだよ」(本文より)



物語の中で、コンピューターが発達していて、分からないことがあれば、「検索」する時代。
「情報」の価値が大きくなり、
人々は、「システム」に組み込まれ、
仕事はますます細分化され、今自分が何をやっているのか? 役割が自覚できなくなっている状態。


そして、その中で、どう動くか、ということ……
主人公達は、ジタバタしながら考えるのだった。


「開きなおったらお終いなのよ。
誰かと傷つけたら、それなりに自分も傷つかないと駄目だとわたしは思うの。
わたしはね、誰もが善人であるべきだとは思わないし、悪いことをするのもアリだと思うけど、
思い悩まない人が一番嫌いなの。」


「いい?
だいたい悪いことっていうのは、別の人にとっては良いことだったりするのよ。
何が正しいことかなんて、あんまり分からない。
あなたが言ったじゃない。
人間は大きな目的のために生きてるんじゃないの。小さな目的のために、行動したら?」(本文より)



冒頭にでてくる「勇気」という言葉も、しつこいくらい繰り返される。


伊坂さんの文章って、「考え」が、ストーリーの中にばんばん盛り込まれてるなーと思う。
これがただ「近未来の、超能力のお話」だったら、フーンって感じなんだろうけれど。


ただ、今回は、よくも悪くも、「連載されていた」という感じがしたなぁ。
書き方が丁寧というか、
今までのストーリーを、なぞりつつつつ書いているので、
一気に読むには、スピード感があんまりない感じだった。
今までの伊坂さんみたいに、伏線モリモリー! 
最後こうきたかー!という感じがなく、アレレ? という感じもあるけど。

まぁそれはそれということで。
ラストの一文がまたいいですね。


おすすめ度
☆☆☆☆
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  コメントをどうぞ♪:2   トラバはこちら♪:1   [伊坂幸太郎]
お久しぶりです。
モダンタイムスを読まれたのですね♪
なかなか個性的なキャラがたくさん出てきた作品だと思います。

たしかに伊坂さんの小説には、「考え」がたくさん盛り込まれていると思います。
ためになる知識がちりばめられていたりもして、読むと少し頭が良くなった気になります(笑)
トラックバック送らせていただきます☆
by: ? さん | 2009.06.08 21:31 | URL | edit
おひさしぶりですー!
お返事おそくなりすみません。
わたしのことを忘れずにいてくれて嬉しいです!

モダンタイムズ!!
やっと読みましたよー。
確かに、伊坂作品は、読むと頭がよくなったような気がしますよね☆(笑)

by: はるみん | 2009.06.28 00:34 | URL | edit












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「モダンタイムス」

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読書日和  2009.06.08 21:22
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