読書メモ、再開。
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ツ、イ、ラ、ク(姫野カオルコ)
ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)
姫野 カオルコ
角川書店
売り上げランキング: 52699
おすすめ度の平均: 4.5
5 幸せな気持ち
5 泣けた
5 人の心を引き込む力のある作品
4 忘れられない恋の記憶を持つ人にも、そんな恋に焦がれる人にも。
5 「人間」がしっかりと描かれている稀有なエンターテイメント



ただの恋愛小説だと思って読むと、ビビることになる(笑)。
爽やかでもないし、ひねくれているところもあるし、読みやすいわけでもないし、長いし、
ところどころエグイし(笑)。
でも他の人は真似できない文章だと思う。自信があるからこういう文章書けるんだろうか?
やっぱりカオルコさんは読者に媚びてない。ひたすら感心。



自分がポツンと「よその場所」にできた点の上に立っているように感じる。
なにかに、だれかに、ドンと強く背中を押され、いままで自分が在った線からつきとばされ、
いままでとはまったくべつの空間にポンとできた小さな点の上に、ひとり立っているように。

早く行かないと……。隼子は急いでいた。
どこへ行くのかはわからないが、早く、どこかへ行かなくては間に合わない。
なにに間に合わないのか、それもわからない。
しかし、急いでいた。(本文より)




小さな町に赴任してきた教師、河村と、14歳の隼子。
隼子は、好奇心から河村に近づいた。
好きなわけではなかったはずなのだが……。


あの馬鹿、ったく馬鹿……。
てのひらをまぶたに当てた。
うれしかった。さびしかった。
頬をうたうものを電話の相手にぜったいに気取られぬよう、流れるにまかせた。
大好き。大好きだよ、先生。(本文より)



恋とは、墜ちるもの。↑の文章も、隼子が語るからこそホロリとくるのだ。
あの隼子が……! みたいな、保護者気分(笑)。



おすすめ度
☆☆☆☆
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