読書メモ、再開。
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秘密(東野圭吾)
秘密 (文春文庫)
秘密 (文春文庫)
posted with amazlet at 08.11.19
東野 圭吾
文藝春秋
売り上げランキング: 189
おすすめ度の平均: 4.5
5 人間のもつ本性をフィクションを通じて訴える
5 泣いてしまいました。
4 どこまでも切ない物語。
5 本当の秘密
5 号泣


妻、直子と小学生の娘、藻奈美を乗せたバスが崖から転落。
意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった……。


文庫版の裏のストーリーを読んで、あ、なんか漫画みたい? と思った。
かるーく読めるかな、と……。

そしたら!
想像以上に深いお話でびっくりしました。


主人公である、直子のだんな様で、藻奈美の父親である平介の心情がとてもよく分かった。
平介は、直子も藻奈美も、どちらも失いたくないのだ。
藻奈美の体は、どんどん成長し、
直子の心の中でも、変化が生まれてくる。
高校生にもなれば、おしゃれもしたいし、恋もしたいのだ。
若い体を得て、
人生をやり直しをしている直子に、平介は嫉妬心を抱く。


また、素晴らしいのは、加害者にまでスポットを当てていることだ。
バスの運転手は亡くなったものの、その家族の心痛は測りしれない。
誰が悪くて、誰が悪くないか……一言で言えないよなぁと思う。


「そういう事情だったら、理屈抜きに運転手を恨めばよかった。
悲しくなるたびに、怒りをぶつければよかった。
わからないかもしれないけど、自分の置かれている境遇に耐えられそうにないときは、
誰か恨みや憎しみをぶつけられる相手がほしいものなのよ」(本文より)



最後の最後の結末に驚いた。

読み応えのある一冊でした。



おすすめ度
☆☆☆☆☆
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