読書メモ、再開。
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魔王(伊坂幸太郎)
魔王
魔王
posted with amazlet at 08.10.23
伊坂 幸太郎
講談社
売り上げランキング: 35325
おすすめ度の平均: 4.0
5 特殊能力で世界を変えられる?
5 暗闇と光
3 伊坂っぽくない作品
5 読者は問われているのだ。本書を読む「覚悟」はできているのか、と!
5 魔王とは





題名の「魔王」というのは、シューベルトの魔王のことだ。
闇夜に、父が息子を連れ、馬で走っている。
息子は、冠をかぶった魔王が、そばまで来ていると言っておびえるのだが、
父親にはそれが見えない。

みんな気付かないけれど、魔王の影は、ひたひたと忍び寄ってきている。
それが象徴されているような、現代の政治のお話。



「夫婦喧嘩一つでもさ、こうやって苛々したり、憂鬱になったりするでしょ。
夫が浮気したとか、妻が家出したとか。
そんな状況のときにさ、憲法の改正がどうかとか、自衛隊はどうなるとか言われてもさ、
正直、それどころじゃないよね。」

「世界の問題より、自分の問題だ」

「ってことはさ、逆に言えば、世界とか環境とか、大きいことを悩んだり、憂慮する人ってのは、
よっぽど暇で余裕のある人かもしれない。
そんな暇な人間の、偉そうな人の言葉が、
一般人に届くとは、到底思えないんだよねぇ」(本文より)




私は、はっきり言って政治に興味はないですけど、
なんというか、考えることを放棄してはいけないなと思った。


「でたらめでもいいから、自分の考えを信じて、対決していけば
そうすりゃ、世界が変わる。兄貴はそう言っていた」(本文より)


私のように、「しがない一般市民だし」と思っている人にこそ、読んでいただきたい一冊だ。




おすすめ度
☆☆☆☆
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  コメントをどうぞ♪:2   トラバはこちら♪:1   [伊坂幸太郎]
この作品は他の伊坂作品に比べると、派手さはありませんでしたね。
特に大きな事件は起きなくて、平坦に進んでいく感じでした。
最後に犬養と対決するときは、どういう決着になるのかドキドキしながら読みました。
死神の精度の「千葉」が登場していたので、最後の展開は予想できました。
これの続編となる「モダンタイムス」という作品が、最近発売されたようです。
機会があったらそちらも読んでみようかなと思います☆
by: はまかぜ | 2008.10.30 12:35 | URL | edit
こんにちは。

「魔王」は、アレッ?! と終わって「呼吸」につながる感じでした。

千葉、出てましたね。
地名の名前の人は要注意ですよ(笑)


「モダンタイムス」わたしもぜひ読みたいです。期待!
by: はるみん | 2008.10.31 11:42 | URL | edit












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「魔王」

今回ご紹介するのは「魔王」(著:伊坂幸太郎)です。 -----内容----- 会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。 自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。 五年後の潤也の姿を描いた「?...

読書日和  2008.10.30 12:30
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