読書メモ、再開。
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ラットマン(道尾秀介)
ラットマン
ラットマン
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道尾 秀介
光文社
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おすすめ度の平均: 4.5
5 参りました・・・
4 2重、3重の伏線
4 「ラットマン」とは言い得て妙
4 最後まで騙された!
4 ラストですべてを説明




題名の「ラットマン」とは、有名な心理学者の用語(?)らしい。
それは見方によって、ねずみにもオッサンにも見える絵で、
意図的に見方を変えない限り、
ねずみならねずみ、オッサンならオッサンにしか見えないというもの。


この「ラットマン」に物語は象徴されている。
登場人物も読者も、それぞれ独自の目で物事を見、疑い、思い込んでいく。


「お姉ちゃんが死んでも、哀しくなかったんです。
あたし、ちっとも哀しくなかったんです。
それが――いちばん哀しかったんです」(本文より)



これは殺人? 事故? 犯人は……?



何から説明すればいいのだろう。
どんなふうに話せばいいのだろう。

過ちとは何だ。誰がそれを裁けるのだ。
何を願い、どんな代償を払えば、人は過ちを犯さずに生きていけるのか。

過ちと正しさが、そっくり同じ顔をしているのであれば、誰がそれを見分けられるというのだ。

取り戻せないのだろうか。
人は、何も取り戻せないのだろうか。(本文より)




二転、三転する物語にくぎづけ。
ちょっと暗いけど、面白かったです!



おすすめ度
☆☆☆☆☆
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