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ダックスフントのワープ
ダックスフントのワープ (文春文庫)
posted with amazlet at 08.07.21
藤原 伊織
文藝春秋
売り上げランキング: 69249
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おすすめ度の平均: 

不思議な透明感
ゆるーい感じ
心地よい諦観「テロリストのパラソル」とはまた違う感じ!
ちょっと村上春樹っぽい?
おしゃまな10歳の女の子マリの、
特別家庭教師として、彼女の家に通う主人公。
主人公が話る(そーいえば名前出てこない)
ダックスフントのお話を軸に、マリと主人公をとりまく人々の物語も進んでいきます。
スケートボートに乗っていたダックスフントは、<邪悪の意思の地獄の砂漠>にワープしてしまう。
そこで、背中のネジで動くアンゴラうさぎと友達になったり、「邪鳥」に命を狙われたり、
「語る木」に試されたり、と冒険を繰り広げることになります。
「ねえ、だれだって良心的なところを持ってる。
さっき先生はそう言ったでしょ。
じゃあ<邪悪の意思の地獄の砂漠>は、新しいママのなかにないの。
おかしいじゃない。ひとりの人に両方ともあるなんて、おかしいじゃない」(本文より)
ほのぼのなのかと思いきや、案外シュール。
考えさせられるお話です。
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