読書メモ、再開。
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魔性の子
魔性の子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)
小野 不由美 山田 章博
新潮社
売り上げランキング: 26298
おすすめ度の平均: 4.5
5 あでやかとも言える影
5 話の展開が気になり、最後まで読まずにはいられない!
5 「蒿里」と「高里」、違った面白さ
4 シリーズの先に読むのか、後か…?そこが思案のしどころだ。
5 十二国記の前に描かれた十二国記の物語



十二国記シリーズとリンクしているホラー。

高里要は子供の頃、「神隠し」にあった。
1年間忽然と消えていたのだ。
その間の記憶はないが、何か大切な時間を過ごした気がする。
その場所に帰りたい……。


高里と関わった相手は、次々と事故にあう。
人々は祟りだと言って、彼を怖れた。
その中で高里を助けたのが、教育実習生の広瀬だ。
広瀬もまた「故国喪失者」、
自分のいる場所はここではない、と思っている人間だった。


高里の世界は、本当に別のところにあったのだが、
広瀬はそうじゃなかった。
帰る場所なんてなかった。
自分は特別な存在ではなかった。
それが分かって、広瀬は高里に嫉妬してしまう。


ここから逃げればどこかに居心地のいい世界があるんだと思ってる。
誰もが自分を理解してくれる、自分のために都合のいい世界が。
帰りたい。(本文より)



「帰りたい」っていうのは、「愛されたい」っていうのに似ているな。
ただ生きるだけなら、簡単にできそうなのに、
どうして人は苦しまなければならないんだろう。
目に映るものをそのまま見ることさえ、難しいなんて。


毎日同じことの繰り返しで、先が見えなくなったとき、
「反射」みたいに、脳が何か働いて、それで人は夢を見るのかな。
たとえば自分はちょっと特別なんだって。

それは、退屈な日常から身を守るための、「防衛本能」なのかもしれない。


(関係ないけど、
十二国記のアニメ版の杉本って、もしや広瀬がモデルなのか?!
杉本は苦手だけど、広瀬はわりと好きだわ、私。)
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