読書メモ、再開。
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華胥の幽夢(十二国記)
華胥の幽夢(ゆめ)―十二国記 (講談社文庫)
小野 不由美
講談社
売り上げランキング: 25952
おすすめ度の平均: 4.5
4 小さな停留所
5 言葉のチカラ
4 いいとこ突いてます
5 十二国記の世界からあふれ出たもの
5 本編を途中で止めてても



5つの中短篇が収められている。
十二国記の番外編なのかな? 楽しく読んだ。

<冬栄>

謀反がおこる前の平和な戴の様子。

なんか、夢の中みたい。
ほんの短い、しあわせな時間。

これから戴がどうなるのか、気になってしかたない。
ぜひ続編を、小野主上!!

(それからちらっと出てきた廉王、好み。廉麟もかわいいし。
漣の話も読みたーい!)

<乗月>

芳のその後。
王を討った月渓の迷い、気持ちの揺れを描く。

月渓は峯王を嫌いなわけではなかった。
むしろ、好きだからこそ討った。
そういうこともあるんだなーと思ってビックリした。
なんてセツナイ。



<書簡>

楽俊と陽子の文通(笑)。
電話がないので、銀を食べる青い鳥で文通するらしい。
なんてメルヘン!!

楽俊も陽子も、
お互いにちょっと強がって、背伸びして話している。
本当は順風満帆じゃないって分かってるからこそ、お互いの頑張ってる姿が励みになるのだ。

この2人は、ほんとに「親友」って感じだな。
もしつきあったりしたら、身分差、遠距離……王×半獣、障害だらけだな。(笑)


<華胥>

才の王宮殺人事件! 犯人は……王?!
意味なくあおってみた(笑)。

うまくいくと思ったのに、うまくいかないことって、たくさんある。
「王様業」は投げ出せない!!

「それは、非難するだけなら、私にだっていくらでもできますけどね。」
「主上を責めることができるのは、主上より巧く国を治められる人だけではないのかしら」(本文より)



本当に、文句言うのは簡単。
じゃあ自分にできるのか?! ってそっからが問題なんだよね……。
なんでもそうなんだろう。

<帰山>


600年の歴史を持つ宗王の次男坊、利広と、
500年の歴史を持つ雁の王、尚隆……もとい風漢の「あら30年ぶり」なお話(笑)。

私は、ふたりとも大好きなキャラだったので、「あらお知り合いだったの!」と楽しく読んだ。

宗も雁も栄えたのは、こうやって、「直にその目で国を見ることができる」
からこそだと思うのだけどね。
玉座にふんぞりかえってるだけじゃあ、分からないことってあるもんね。
(まぁ羽のばすのが目的なのかもしれないけど。とくに風漢。)


それにしても500年も600年も生きるって、どういうことなんだろう。
人は、ふつう死ぬからこそ、羽ばたこうとするんじゃなかったの!?
寿命がないつらさって、どうなのよ。

想像してみようとしたけれど、果てしなすぎてできなかった。
わたしの陳腐な想像力ではどうしようもないほど、色々なことがあるのだろう。
もちろん様々な誘惑も。
それを思うだけで、感心してしまう。

私、もし十二国のどこかに住むんなら、やっぱ宗か雁がいいや!
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