読書メモ、再開。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  [スポンサー広告]
黄昏の岸 暁の天(十二国記)
黄昏の岸 暁の天―十二国記 (講談社文庫)
小野 不由美
講談社
売り上げランキング: 41354
おすすめ度の平均: 4.0
3 つづきは!?
3 表と裏
5 続編、いつ出るんでしょう。待ちきれません!
5 読んでよかった!
4 この世界をつくったのは誰か?



十二国記、シリーズ 6つめ。
ここにきてシリーズの全貌が見えてきた感じ! 大きな流れが感じられて、ワクワクする!


今回は、「風の海 迷宮の岸」で書かれた戴国のその後にスポットが当てられている。
泰王、泰麒が行方不明になり、戴の国は荒れてしまった。
そこで、将軍の李斎は、慶国の王、陽子に助けを求めに行く。


陽子としては、まだ自分の国も落ち着かないのに、とても戴のために何かしてあげる余裕なんてない。

(しかも、十二国では、たとえ「仁」のためであろうと、他国に侵入してはならない決まりがあるのだ。
それは、「天」が決めたことである。その「天」が何かということも、十二国記の大きなテーマ。)

それでも陽子は、「自分のできる限りでできることをやる」と、各国に呼びかけ、
(正確には延王に呼びかけてもらうように計らって、)まずは泰麒探しに乗り出したのだった。


各国の麒麟が集まって、泰麒を探す。
これがなんか面白かった。
国もいろいろ、麒麟もいろいろで……、
とくに初登場の氾王と氾麟、ちょろっとしか出ないけどキャラ濃いなぁ(笑)。
せっかくだから珠晶ちゃんも出てほしかったんだけどなぁ。


「人にやさしく」あるためには、ある程度自分に余裕がなくては無理だと、私はずっと思っていた。
自分がド貧乏だったら、募金もできない。
精神がカツカツなら、人の幸福を祝ってあげられない。


陽子だって、自分のことでいっぱいいっぱいなハズなのに、それでも、
自分とは関係ない国のことに、力を注ごうと努力した。
それは、陽子が聖人君子だからだというよりも、(いや陽子はいい子だが。)
李斎の必死さ、真剣さが、響いたからなのだろう。


「結局、そういうことでしょう。
自身の行為が自身への処遇を決める。
それに値するだけの言動を為すことができれば、私のような者でも助けて差し上げたいと思うし、
場合によっては天すらも動く。
周囲が報いてくれるかどうかは、本人次第です」(本文より)



李斎がそんなにも必死になったのは、泰王、泰麒、そして戴国のことを思う気持ちがあったからだ。
……愛ですよね、愛!

強い気持ちは、人を動かす。
もしかしたら、天さえも。

それって、やっぱりすごいことだと思う。
本当は誰もがそのチカラを持っているのに、なかなかそれが発揮できない……ということなのかもしれない。
スポンサーサイト
  コメントをどうぞ♪:0   トラバはこちら♪:0   [その他小説]












管理者にだけ表示を許可する

http://yukigahuttara.blog77.fc2.com/tb.php/129-afae0044
華胥の幽夢(十二国記)| HOME | 図南の翼(十二国記)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。