読書メモ、再開。
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モサ(山崎ナオコーラ&荒井良二)
モサ (ダ・ヴィンチブックス)
山崎ナオコーラ/荒井良二
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おすすめ度の平均: 4.0
2 見かけはとてもすてきな本なんだけど、ニートと反抗的は同じ?
5 この一冊はサイコーのプレゼントだ!
5 生きててよかった!





ナオコーラも好きなのだが、荒井良二さんラブなのです。
イラストが、表紙だけでなく、中身にもふんだんに使われていて嬉しい。
お話もかわいかった。ちょっと児童書っぽい(が、たぶんそれは見せかけ。)


モサは、カルガリ家の一族。
14歳でニート。
男なのに、世の中に反発してスカートをはいている。
大人になりかけな男の子だ。
以下、本文から引用。


・遠くから見るとモサの頭はハート形である。
目は、かんろあめ。歯は、はっかあめ。



・雲が形を変えていく。
モサは目をつむって「ドーナツ形になれ!」と念じてからパッと目を開けてみたが、
雲は相変わらず茫漠と流れているだけだった。
風に吹かれると簡単に形を変える雲だが、誰かが強く願ったところで、思い通りの形にならない。
それと同じように、モサの心だって、誰によっても、変わらない。



・肯定するよ、肯定するよ、肯定するよ。
すべてのものに、光を与えるよ。何もかもを温かくするよ。明るくするよ。
善も悪も区別しないよ。
だめな感情も、もう湧いてしまったんだから、受け入れる。
現時点で存在してしまっているものを、否定なんかして、どうするの?
太陽は、全部に光を届けるよ。
しっとも、いじわるも、なかったことにしないよ。
虫も、草も、カルガリも、生きとし生けるものは、みんな光を浴びなくちゃ。(本文より)





オススメ度
☆☆☆☆☆
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5 夏に読みたい短編集です。
2 怖いとは感じなかった…
3 「S」でつなぐ短編集
5 満点の…!!
3 帯が・・・



6つのお話が収められた短篇集です。
怖いというより、ダークなかんじ?

それぞれの話に、Sという人がでてくるのですが、同一人物ではない(多分)。
でもSは、主人公にとって、どこかおそろしい存在という意味で共通している。
(多分、しゅうすけのSかな。イニシャルSMだし。)


いちばん気に入ったのは「ケモノ」という話。
刑務所作業用品の椅子を使っていた主人公。
取れてしまったその椅子の足に、暗号めいたものを見つける。
その謎を解くために福島まで訪れて……。というお話。(福島好きね?)


「よいぎつね」というお話も雰囲気あって面白かったし、
最後の「悪意の顔」もよかった。

完成度高いなーと思いました。



オススメ度
☆☆☆☆
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眠れなくなる夢十夜(アンソロジー)
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3 仕方がないので☆3つ
1 買って損をしました。



夏目漱石の「夢十夜」のパロディです。
10人の作家さんが、一話ずつ書いて、10話ぶん。
漱石と同じく、「こんな夢をみた」ですべての物語がはじまります。


阿刀田高さんのは、漱石っぽく、幻想的。
あさのあつこさん、バッテリーのイメージあったけど、全然違う、怖い。
荻原浩さん、現実にありそうなおそろしさ。世にも奇妙な物語っぽい。
道尾秀介さんの話は、らしいようならしくないような。
小路幸也さんの話は、いちばん気に入ったかも。
過去のある時点にもどって、人生をやりなおすという話だった。



そんなかんじの、夢見るような小説集です(笑)


オススメ度
☆☆☆☆



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