読書メモ、再開。
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贖罪(湊かなえ)
贖罪 (ミステリ・フロンティア)
湊 かなえ
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おすすめ度の平均: 3.5
5 演出
4 先生の告白が…
4 ラストまで読みたくなる本だと思います。
4 告白にハマった方へ
3 『告白』より下品になった




「空気がきれい」というだけがとりえの小さな田舎町で起こった殺人事件。
被害者の女の子の母親が放った一言に縛られて、
事件に関わった4人の少女は、次々と罪の連鎖を重ねていく。


暗いし、重いです。
人間の負の部分にスポットを当てている感じ。
でも、心情はよく分かる。
特別な人のことを書いてるんじゃないんだなあ。

文章読みやすく、展開が気になってぐんぐん読めます。
何か無駄がないというか……書き方うまいんだろうなあ。

ヒットした「告白」も読みたいです♪


オススメ度
☆☆☆
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薬屋のタバサ(東直子)
薬屋のタバサ
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4 語られる言葉に身をゆだねて読んでみる
3 濃縮な時間の流れる物語
5 恐れと癒やし紙一重の物語です


「ややこしくなった心と身体がほぐれる魔術的な恋愛小説」
とオビにあった。

半分ほど読み進んでも、いつまでも恋愛な展開にならないので、
アレー? と思いながら読みました(笑)。

小さな不思議な町に、導かれるように迷い込んだ主人公。
その町の薬局で、彼女はタバサとともに暮らすことになる。

薬局には様々な人が訪れる。
そしてタバサの作る不思議な薬……。

東直子さんは、歌人さんなせいか、言葉選びがすごくステキだった。タ
バサのお母さんが残した、なぞなぞメッセージも良い感じ。



「こわくても、いいのですよ。
こころには、次々にいろいろなものがあらわれては、消えてゆくのですから。
今は、こわくても、かまわないのですよ」(本文より)



やさしい本なんだけど、幻想的でちょっと怖かったり。
最後がよく分からなかったり??
しんきろうみたいな雰囲気の小説でした。



オススメ度
☆☆☆
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長い終わりが始まる(山崎ナオコーラ)
長い終わりが始まる
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山崎 ナオコーラ
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おすすめ度の平均: 3.0
3 ナオコーラの長い終わり
3 こういう女の子、いるよねえ
1 読んでいて腹が立ってしまう
5 痛さが新鮮
5 会話文にも妙がある




これは……面白い人には面白く、
面白くない人には面白くない文章なのかもしれない。

ナオコーラさんの文章は、物語の起承転結を楽しむ、ということより、
意志を伝える、ということに重きをおいてる気がする。


仲良しサークルの中で、なんか違うんだよーと孤立したり、
狭い世界のなかで、上下関係を感じたりと毎日もどかしかったり。
自分の好きな人は自分のことを好きじゃないのに、
お部屋についていってしまったり。せいしゅん……。

以下引用↓


・小笠原にはいつも、いい演奏をすることが愛情表現になるから、
演奏を頑張る、としか思えないのだった。


・先のことは考えずに、その都度その都度の風景に夢中になるのは当然だ。
自分のような人間は社会でそのうち潰れるのだから、マンドリンに夢中になって今のうちに死ねばいい。



・好きな人の声を聞いていると、内容にかかわらず眩暈がする。
甘く気が遠くなるような、軽くくすぐったいような、なんとも言えない愉悦感だ。
(本文より)




オススメ度
☆☆☆☆
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少女(湊かなえ)
少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
湊 かなえ
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4 やっぱりうまい。
3 よくできてはいるけど・・・
3 読みやすいが・・・
4 少女特有の心理と緻密な人物相関
3 なんだか、納得できない。



死は究極の罰ではない。それなら、死とは何だ。(本文より)


高校生のふたり、由紀と敦子が主人公。
彼女達の交互の語りで、物語はすすめられる。

彼女達は、人が死ぬところが見たかった。
身近な人たちの死を見届けることで、世界を知ってみたかった。
(ちょっとスタンドバイミーみたい?)

そこで、夏休みを利用して、由紀は病院の本の読み聞かせボランティアに、
敦子は老人ホームの手伝いにいそしむことにした。
病院や老人ホームにいれば、死の瞬間に立ち会えるのではないかと期待して。



あんたがそれほど不幸だと言うなら、
わたしとあんたの人生をそっくりそのまま入れ替えてあげる。
それに抵抗があるうちは、あんたはまだ、世界一不幸ってわけじゃない。(本文より)



高校生のピュアな感覚や、
人と一緒じゃなきゃいけないんじゃないかという不安、
そういうのを書くのがうまく、感情移入して読めた。

わたしの時代は、「学校裏サイト」とかなかったから、
今の高校生は大変だなーとかおばさんくさい感想を抱いてしまった(笑)。


後半、「こう来たか! こう来たか!」と意外な展開が楽しめた。
意外なところでぜんぶお話がつながっていて、なんというか、ちょっとぞっとする。
世の中に他人事なんてないのかもしれない。



オススメ度
☆☆☆☆
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はじめての文学 川上弘美(川上弘美)
はじめての文学 川上弘美
川上 弘美
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おすすめ度の平均: 4.0
3 川上弘美ワールド
5 はじめての文学シリーズ




恋人が桜の木に住み着いたり、くまがしゃべったり、
人間が何百年も生きていたり、死んだ人が出てきたり、
何の生き物かよくわかんないのが主人公だったり、
突飛で不思議な空間。でも整っていて静かな雰囲気。

本の中で遊ぶ、というか……
本じゃなきゃできない、想像力の世界だと思った。
たいくつな日常に飽きたら、ぜひ。



小説は、自由です。
書きかたも、そして読みかたも。
それが、なにしろ嬉しいことなのだと思います。(本文あとがきより)
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