読書メモ、再開。
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ウタノタネ
ウタノタネ―だれでも歌人、どこでも短歌
style="margin-bottom:10px;line-height:120%">ウタノタネ―だれでも歌人、どこでも短歌
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天野 慶
ポプラ社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 等身大の20代歌人
5 楽しく短歌を読みましょう


日溜りに置けばたちまち音立てて花咲くような手紙がほしい

象がまだ地球を支えていたころに逢ってふたりで暮らしたかった

満月の夜に海へと放たれる卵になってもあなたとわかる(本文より)




天野慶さんは、20代のフレッシュな歌人さん。

彼女の歌は、
やさしくてやわらかくて、晴れた日の小川のせせらぎのよう。

10代のころから、数々のコンテストに応募しては、賞をさらっていたという天野慶さん。
短歌が大好きだから、自分で短歌を詠むだけでなくて、
みんなに短歌っておもしろいんだよって知ってもらいたい!
そんな純粋な気持ちから作られた短歌入門がこちら。

地味で古臭くてよくワカンナイ~という短歌のイメージを払拭してくれるカワイイ本です。




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あのひとこと 知ってるつもり?! ことばのアンソロジー
「あのひとこと」知ってるつもり?!ことばのアンソロジー

日本テレビ放送網
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4 『「言葉のアンソロジー」by日本テレビ』にありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆



見開き1Pで、人(写真付き)と、言葉(名言みたいな)のを紹介している。

せっかくなので、フランス印象派の画家、
オーギュスト・ルノワールの言葉を紹介。


人生には、不愉快なことがらが多い。
だからこれ以上、
不愉快なものを作る必要がない。(本文より)



これは、「なぜ女性や家族ばっかり描くのか」
という質問に、笑って言った答えだという。

なんてかっこいいのーっ!



利き手の右手が使えなくなったときも、
「左手で絵をかくことを楽しんでます」と言ったというでないか。

明るくおおらかな人だったんだろう。
彼の絵が、何年たっても愛される理由が分かる気がした。

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丘をバラ色に染めながら
銀色夏生自選詩集 丘をバラ色に染めながら
銀色 夏生
角川書店
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おすすめ度の平均: 5.0
5 somewhen,somewhere
5 甘くてクール



銀色夏生さんの自選詩集。
1986年から2000年まで刊行された詩集、28冊から掲載している(多分!!←あいまい)。

銀色夏生さんは、名前からして、甘くロマンチック!
私も、高校のとき、よく文庫本で読んでいた。
(本自体が、かわいらしいのだ!!)

やっぱり好きなのは、
「こんなに長い幸福の不在」(に載ってる詩ぜんぶ)、
私が今でもよく読み返してる本だ。

なんでだろ、この本が好きなのだよね~。
ちょっとひねくれたところがいいのかな。

文庫版「こんなに長い幸福の不在」は、
へたくそな絵と字(失礼! 味のある、というべきでした)
で綴られているのだが、(「このワガママな僕たちを」もか。)
こちらの自選集だと、活字なので、
スマートでかっこいい雰囲気になる。フフッ。


「こんなに長い幸福の不在」

きっともうすぐに、たのしいたのしいしあわせが
やってくるにちがいない。
だって、こんなにも長い幸福の不在。
僕はもう長い間、ひとりぼっちだった。
みんなの、たのしそうな顔をみてても、
じっとがまんしてたんだ。
あんいなウソのなぐさめを
求めたりしなかったから。
ああ、なんて長い長いトンネルの中。
けれど、僕は信じる。
たぶん。信じる。信じる。信じる。
きっとすぐに、しあわせが、
僕用のが、きちんと、
りっぱに、かがやかしく
やってくると。(本文より)

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17歳は2回くる
17歳は2回くる おとなの小論文教室。(3)
山田 ズーニー
河出書房新社
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4 共感できる言葉がたくさんあります。
5 おとなの思春期、よく言ってくれました!



「ほぼ日刊イトイ新聞」連載中の、山田ズーニーさんのコラムをまとめたもの。

私が特に気に入ったのは、レッスン16。
「たった3円の意思」というコラムだ。

選ぶということは、やはり意思であり、自由のかけらではないか。

「決めない」ということさえも、自分の意思で決められるし、
流されるときも「ここは流されよう」と決めることができる。

何を選べるか? というより、
何を選んだか? どうしたか? ということより、
選んだかどうか? が尊い。

選んだということが、自分の意思である。(本文より)




日常は、選択の連続だ。

明日着る服、マニキュアの色、
電車の中で読む本、
高校、大学、結婚相手!

自分で選べば、何もかも自分のせい。
誰かに選んでもらうのは、そりゃ楽ちんだ。
気に入らなかったら、文句言えばいい、
私が決めたんじゃないもんって。でもそれはイコール責任逃れ。


選ばなかったほうの可能性を考えると、確かに指をくわえたくなるけれど。
そのぶん、選んだものに、目をかけてあげたいとも思う。

自分で決めたものを愛すること、
それって自分を愛することにもつながるのかなってそんなことを思った。




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トリアングル
トリアングル (中公文庫)
俵 万智
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4 ただの恋愛小説ではなく、一つの人生観が見える
3 古典文学のように
5 一気に読みました
5 本編はもちろんの事、解説も最高!
4 「恋愛」「結婚」「出産」・・・女の生き方



俵万智初の小説。

主人公は30代の女性。
ライターという仕事をしながら、
年下の男の子と恋愛、それからMという男との不倫……スタイリッシュな恋愛小説だ。

ところどころに短歌が織り込んであるのだが、それがうまく場になじんでいる。


Mを送り出してしばらくすると、私は少し息苦しくなる。
酸素が足りない金魚のように、心がぱくぱくする感じになる。

眠りつつ髪をまさぐる指やさし夢のなかでも私を抱くの(本文より)




以前、「チョコレート革命」「風のてのひら」などを読んで、
不倫の歌が多いナァと思ったのだが、
うーん、こういう心境だったのかなぁ。
作者とイコールではないとわかってはいるんだけどね。



最後に私のいちばん好きだなって思った短歌をあげときます。


立ちどまりしゃがんでみようたんぽぽが世界を見ている高さになって(俵万智)

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