読書メモ、再開。
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夜のピクニック(恩田陸)
夜のピクニック (新潮文庫)
恩田 陸
新潮社
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おすすめ度の平均: 4.0
5 ただひたすらに「歩く」ということ。
1 これを認め社会に疑問
5 最高傑作
1 初めてです
2 期待しすぎた…




高校生活最後のイベント「歩行祭」。
それは、全校生徒が夜を通して80キロを歩き通すという、北高の伝統行事だ。
貴子は、密かな賭けをする。
もし、この歩行祭の最中に、融と一言でも言葉を交わすことができたら……。


「本屋大賞」と受賞した、恩田陸の青春小説!


決して派手な話ではない。
「歩行祭」は、とにかく歩いているだけのイベントなので、
たいした動きがあるわけではないし、事件性もないし、
漫画や映画にしたって、いまいちパッとしないと思う。


私も、一人でもくもくと歩いていると、いろんなことを考える。

この本に出てくる人たちも、はじめは友達と明るくおしゃべりに興じているのだが、
歩いているうちに疲れきって黙り込み、そうすると
もくもくと、自分の心の声とむきあうしかなくなるのだ。


「たぶん、あたしも一緒に歩いてるよ。去年、おまじないとかけといた。
貴子たちの悩みが解決して、無事ゴールできるようにN・Yから祈ってます。」(本文より)



貴子と融の気持ち、
それから、貴子と融を支える友だちの気持ち、
それがすっと胸にはいってきて好感が持てた。
地味によい作品だと。でもちょっと長いかな。



おすすめ度
☆☆☆☆
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光の帝国(恩田陸)
光の帝国―常野物語 (集英社文庫)
恩田 陸
集英社
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たくさんの記憶を「しまえる」、
遠くまで耳が聞こえる、
空を飛べる、

不思議な能力を持つ常野(とこの と読む。地名です)の人々をとりまく、連作短篇集です。
お話ごとにちょこちょこ読み進められる感じ。

常野の人たちは、でしゃばらず、落ち着いていて、
人々にひっそりと溶け込むのだけど、
どこか存在感がある。
魅力的な人々です。

それは、それぞれの使命を担っているからなのかも……。



大きな流れをもって、物語が進んでいくので、
最後にどーんと、どんでん返しがあるのかと思ったら、
意外と淡々と終わりました。

まるで、常野の人の性質みたい。
わたしの周りにも、常野の人がいるのかもしれません。



おすすめ度
☆☆☆☆
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