読書メモ、再開。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  [スポンサー広告]
月魚(三浦しをん)
月魚 (角川文庫)
月魚 (角川文庫)
posted with amazlet at 09.03.19
三浦 しをん
角川書店
売り上げランキング: 63304
おすすめ度の平均: 4.0
3 安易なノスタルジック
5 耽美かと。
4 2人の静かなそして濃密な友情
5 癒されました。
5 面白く読みました。




古書店をめぐるお話。
本を愛する人たちの話で面白かった。


瀬名垣は、幼い頃、この世に一冊しかないという幻の本「獄記」を発見する。
それは古書店「無窮堂」の二代目が、捨てようとしていた本の束の中に在った。
もてはやされる瀬名垣に、プライドを傷つけられた二代目は、家を捨てて姿を消す。


「傷が傷として残っても、それでもいいと態度で示してくれる人がいます。
それはやがて傷ではなく、私の、私だけの模様になるのだ、と……
だから、この機会が最後になるだろうし、聞くのです。
どうして私とおじいさんを捨てたんですか?」(本文より)



わたしも自分に才能がないと思っているので(色々な面において)、
二代目の気持ちは分かる気がした。

二代目の息子、真志喜と瀬名垣が、いじょうに仲良し(BL?)
なのが気になるところではありましたが……。

そうそう、
この本の中に「本を愛するひとは所有欲が強いんだそうだ」という言葉があって、
あーと思った。
わたしもそう思う……。



おすすめ度
☆☆☆
スポンサーサイト
  コメントをどうぞ♪:2   トラバはこちら♪:2   [三浦しをん]
きみはポラリス(三浦しをん)
きみはポラリス
きみはポラリス
posted with amazlet at 09.02.04
三浦 しをん
新潮社
売り上げランキング: 64138
おすすめ度の平均: 3.5
4 長編「光」の元ネタ発見
4 苦手という方もいますが
4 ただよう「しをん臭」が好きか嫌いか。
4 他の作家では読めない短編集だ
3 短編集よりは…




恋愛短篇集。
色々なお話があるけれど、一冊を通して「ひとりじゃないよ」言われているような気がしました。
淡い文章で読みやすいです。


私が特に好きなのは「骨片」「私たちがしたこと」「春太の毎日」。

「骨片」は、好きな人の骨をどうするか、というお話。
なんとなく、昭和初期のような、レトロで上品なムードが漂っていて、好みでした。

「私たちがしたこと」は、ちょっとミステリ要素が入ってて面白かった!
秘密って、どれだけ背負っていけるんだろう。


「春太の毎日」は犬が主人公の、かわいいお話。
なごみましたー。


それから、最初と最後には、なぜかBLっぽい話が入っていました。
BLが文学に昇華された……?(笑)


私は先生が好きである。
先生がもうこの世の人ではなくても、先生と私の間に血の通った男女の語らいが一度たりともなかったとしても、
私が先生を好きだという事実は変えられないのである。
もしそのことを曲げて私が誰かの妻になったとしても、世間の誰も私の恋情を知らぬのだから、
私を指弾する者はあるまい。
しかしそれでは、私は私の心に対して、大きな背信を犯すことになる。(「骨片」より)




おすすめ度
☆☆☆☆
  コメントをどうぞ♪:0   トラバはこちら♪:0   [三浦しをん]
| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。