読書メモ、再開。
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赤いべべ着せよ…(今邑彩)
赤いべべ着せよ… (角川ホラー文庫)
今邑 彩
角川書店
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おすすめ度の平均: 5.0
5 こわいだけじゃなく。
5 憎悪故の狂気
5 ホラーとしてもミステリーとしても質が高い



鬼にわが子を殺された恨みから、自分も鬼になってしまう、という鬼女の伝説がある町。
まるでその伝説のように、
子を殺された恨みから、抜け出せない女がいた。
次々と町の子供が殺されていって……


……という、
ちょっと映画の「トリック」にありそうなお話。


「憎悪というのは、ときには人間を支える杖になるんだね。
ひどいショックをうけて、心に大きな風穴があいてしまった人間は、
何かでそれをふさがなければ生きていけなくなるんだ。
人を恨むということはいやなことだ。醜いし浅ましい。
でも、そうしなければならないときだってあるんだよ」(本文より)



私は心から人を恨んだり、恨まれたりしたことないかもしれない。
甘ったれてて、すみません。



おすすめ度
☆☆☆
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金雀枝荘の殺人(今邑 彩)
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おすすめ度の平均: 4.5
4 ちょっと
4 綿密に計算されたストーリー。
5 爽快な館もの
5 正統な館もの




旅のお供でした(笑)。

表紙をめくったら、人物相関図が出てて、登場人物19人……
なんか、めんどくさそーとか、金田一っぽーい、とか思った(笑)。
しかも「呪われた洋館」が舞台。


「七匹の子やぎ」に見立てた殺人で、一気に6人とか死ぬの。
面白かったー。

そして、次の殺人劇が起こる……!
殺人者が迫ってくるとき、ハラハラでした。


あんまりグダグダ考えず楽しめるミステリーでした。



おすすめ度
☆☆☆
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繭の密室(今邑 彩)
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今邑 彩
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おすすめ度の平均: 3.0
3 平均レベルの長編推理小説



7階ベランダから大学生が転落。奇妙なことにその死体はスニーカーを履いていた。
部屋は密室。自殺か、事故か?
それは、6年前のある事件につながって……。


普通に面白い推理小説でした。
普通に面白いって、失礼かしら(汗)。

読みやすいけど、
今邑彩さんにしては……? というところもある。
もっと怖く、ドラマチックにできたのではないかとー。

ネタばれだけど、
犯人の気持ちがちょっと分かりにくかったと思った。
私は動機が弱い、とは思わないけど、男の人には分かりにくいのでは??
もっとそのへんの憎しみとか、おどろおどろしく書いてほしかったと思った。
ちょっともったいない感じ……。


ラストは、ちょっと怖くて、題名の意味が分かったと思いました。


おすすめ度
☆☆☆
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いつもの朝に(今邑彩)
いつもの朝に
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今邑 彩
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おすすめ度の平均: 5.0
3 テーマ、ストーリー性はいいのだが・・・
5 思わす最後を読みかえしてしまいました。
5 まだの方は是非!
5 絶対損をさせない一品です。
5 最後まで飽きさせない!





優太と桐人は全然似ていない。
成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗な桐人に対して、
弟の優太は、何にもできない「ニキチビ」だ。

中学生になった優太は、ある日、ぬいぐるみのおなかの中に、
亡き父からの手紙を発見する。
「真実を知りたければ、岡山の福田ヨシという人物に会いに行け」

もしかしたら、自分は父の子供ではないかもしれない……。
優太は、母に内緒で岡山行きを決行する。

次々と明かされる驚愕の事実。
歪んでいく兄弟の関係。
殺人者の子は、殺人者になりうるのか?


おっかない表紙のわりに、内容は意外と明るいかも?
いや、けっこう暗いんだけど(どっちだ)、
優太の性格が明るくて単純なため、
暗さを感じさせなかった。会話もテンポがあって、ポンポン読めて楽しい。
けっこうな長さのストーリーだけど、全然長く感じなかった。

今邑彩さんも、あとがきで、
「天災というより殆ど人災に近い災害や気味の悪い事件が日常茶飯事のように起きている現在、
体調があまり良くないせいもありますが、ホラーは現実だけでもう沢山という気分になっていますので、
せめて虚構の中だけでも明るくしようと思いました」
と述べています。

ふむふむ。


「神様っているのかもしれないね。
何だかそう思えてきた。
人間より上の何か、人間が絶対に超えられない存在。
そんな存在をとりあえず神とか仏とか呼ぶんじゃないのかな。
人間が一番高等、地球上で一番の知的生物だなんてうぬぼれないために。傲慢にならないために。
傲慢になったら、あとは滅びるだけだから。
絶滅しないためには、人間以上の存在が、常に在るっていうことを人は意識し続ける必要があるのよ。」
(本文より)




おすすめ度
☆☆☆☆☆
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盗まれて(今邑彩)
盗まれて (中公文庫)
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今邑 彩
中央公論新社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 胡椒みたいな短編集。
5 恐ろしいはずなのに感動できる短編集




今回の本は、「手紙・電話が運んでくる」物語たちだ。
ちょっと連作短篇っぽくなっている。
オビは「私の殺意、届いてますか」。

うまいなー……。
今回は、どっちかといえば「安楽椅子探偵」なものが多い気がしたけれどね。

最後、「あなたの時効は訪れたのです」という言葉に、感動。
「許すこと」って、贅沢で素敵なことだなぁと思った。
心の大きな人間になりたいなぁ。



おすすめ度
☆☆☆☆


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