読書メモ、再開。
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花と流れ星(道尾秀介)
花と流れ星
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道尾 秀介
幻冬舎
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おすすめ度の平均: 4.0
3 軽い読み物でした
4 真備シリーズ第3作
4 ハートウォーミングな短編集。
4 《真備》シリーズの第一短編集
4 道尾ワールドの短編集




真備先生と道尾くんのシリーズです。
私は冴えない道尾くんのほうが好み(笑)。
私は、実際の道尾くんは、ポルノグラフティにいそうな顔だと思っているのですけれど(笑)。

その道尾くんが宗教団体に「見学」に行かされる「箱の中の隼」というお話がとくに興味深く、面白かったです。

このシリーズは、作者が楽しんで書いていそうでいいですねえ。

実写でやるなら、
凛は柴崎コウがいいかと……(思ったけどガリレオとかぶりそうだ。真備が福山でもかまわない。)



おすすめ度
☆☆☆☆
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鬼の跫音(道尾秀介)
鬼の跫音
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道尾 秀介
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おすすめ度の平均: 3.5
5 夏に読みたい短編集です。
2 怖いとは感じなかった…
3 「S」でつなぐ短編集
5 満点の…!!
3 帯が・・・



6つのお話が収められた短篇集です。
怖いというより、ダークなかんじ?

それぞれの話に、Sという人がでてくるのですが、同一人物ではない(多分)。
でもSは、主人公にとって、どこかおそろしい存在という意味で共通している。
(多分、しゅうすけのSかな。イニシャルSMだし。)


いちばん気に入ったのは「ケモノ」という話。
刑務所作業用品の椅子を使っていた主人公。
取れてしまったその椅子の足に、暗号めいたものを見つける。
その謎を解くために福島まで訪れて……。というお話。(福島好きね?)


「よいぎつね」というお話も雰囲気あって面白かったし、
最後の「悪意の顔」もよかった。

完成度高いなーと思いました。



オススメ度
☆☆☆☆
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龍神の雨(道尾秀介)
龍神の雨
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道尾 秀介
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おすすめ度の平均: 4.0
3 雨は良かったけど、龍が・・・
3 雰囲気には満足しているが・・・
3 後味は割と悪くないです。
4 もう一声!
2 期待はずれの出来栄え。がっかりです。



義理の父を、事故に見せかけて殺そうとした蓮。
その計画は失敗に終わったと思われたが……。


序盤から面白く、ぐいぐい読みました。
蓮と楓の兄妹、辰也と圭介の兄弟のふたつのストーリーが、交差する設定です。


兄は、不幸でいたいのかもしれない。
自分のことを不幸だと思う瞬間の、この甘いような、
鼻の奥がちりちりするような感覚が、兄は好きなのかもしれない。(本文より)




日本の神話とか、龍とか雨とか……
ちょっと神秘的な雰囲気もただよいつつ。
面白かったです。



おすすめ度
☆☆☆☆
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カラスの親指(道尾秀介)
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
道尾 秀介
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おすすめ度の平均: 4.5
5 現時点での最高傑作
5 普通の話だなぁと思いきや・・・
5 どんでん返しも満足。そして何より高いリーダビリティ
3 落ちが弱い
5 簡単には終わらない

カラスの親指


詐欺師二人組が主人公なので、
ハードボイルドかなーっと思って読んでいたのだけど、
意外とハートウォーミングでした(笑)。


暗い過去を持つ武村は、今は詐欺師。
自分は悪党だ、と思い込むことで、今まで何とかやってきた。


同じく詐欺師のテツさん、
スリで生計を立てているやひろとまひろの姉妹、猫のトサカ、おまけの貫太郎……
あれよあれよと言う間に仲間は増えて、
奇妙な同居生活が始まった。



「こうしていると、まるで家族みたいですよね」(本文より)


彼らの企てた「大計画」が成功し、おめでとう~! となったところで、
どんでん返しが待ち受ける。


最後に、武沢は、自分が大きなペテンにかけられていたことを知ったのだった。
それは、せつないペテンだった……。


「タケさんもあたしたちに本当のことを隠してたけど、
あたしたちもやっぱり隠してたんだ。
タケさんが私たちを騙して、私たちもタケさんを騙してね」(本文より)



おすすめ度
☆☆☆☆☆


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ラットマン(道尾秀介)
ラットマン
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道尾 秀介
光文社
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おすすめ度の平均: 4.5
5 参りました・・・
4 2重、3重の伏線
4 「ラットマン」とは言い得て妙
4 最後まで騙された!
4 ラストですべてを説明




題名の「ラットマン」とは、有名な心理学者の用語(?)らしい。
それは見方によって、ねずみにもオッサンにも見える絵で、
意図的に見方を変えない限り、
ねずみならねずみ、オッサンならオッサンにしか見えないというもの。


この「ラットマン」に物語は象徴されている。
登場人物も読者も、それぞれ独自の目で物事を見、疑い、思い込んでいく。


「お姉ちゃんが死んでも、哀しくなかったんです。
あたし、ちっとも哀しくなかったんです。
それが――いちばん哀しかったんです」(本文より)



これは殺人? 事故? 犯人は……?



何から説明すればいいのだろう。
どんなふうに話せばいいのだろう。

過ちとは何だ。誰がそれを裁けるのだ。
何を願い、どんな代償を払えば、人は過ちを犯さずに生きていけるのか。

過ちと正しさが、そっくり同じ顔をしているのであれば、誰がそれを見分けられるというのだ。

取り戻せないのだろうか。
人は、何も取り戻せないのだろうか。(本文より)




二転、三転する物語にくぎづけ。
ちょっと暗いけど、面白かったです!



おすすめ度
☆☆☆☆☆
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